事業案内Business

プラスチックは、
“植物由来”の時代へ Our Business

Bio-Xでは独自の技術で開発した、
耐熱性を備えたPLA商材の製造コンサルティング、製造販売を行っています。

耐熱射出成形技術を用いた製品製造

成形業者様とのタイアップで、弊社耐熱射出成形技術を用いたPLA樹脂製品の製造事業(共同製造、共同開発等)並びに、他社で製造したPLA樹脂製品の耐熱化のみの作業も請負ます。

PLA成形に適した金型製造・改造コンサルティング

他の樹脂とは特異の物性・特徴をもつPLAの、その特徴に合致した金型製造・改造のコンサルティングを致します。
また、補助金を活用した成形機等購入のお手伝いも致します。

PLAの生分解に関するコンサルティング

PLAは、一定の条件を与えれば十分生分解することは確認済みです。
ノウハウ等の伝授や出口であり協力者である堆肥製造事業者の紹介をします。
生分解に関しご相談下さい。

樹脂選定のコンサルティング

PLAの名称でいくつかの種類の樹脂が市場に出回っておりますが、それぞれ原料、製造方法、物性の面で相違があります。
製造を希望される製品に合わせた樹脂の選定から供給、その樹脂に相応しい成形方法等、ご相談下さい。 また、植物性樹脂はPLAに限りません。
PLA同様に生分解し、カーボンニュートラルになる別の植物性樹脂も取り揃えておりますので、ご相談下さい。

海外進出のコンサルティング

PLA商材の海外展開のご相談をお受けします。
製品の現地販売業者のご紹介や、販売ルートの確保、代金回収までのコンサルティングを致します。
成形業者様のM&Aに関してもご相談下さい。

プラスチック成形技術者のご紹介

言うまでもありませんが、成形機、樹脂が整っても、実際成形機を動かす人材がいないと製品製造はできません。
バングラデシュ国はプラスチック成形工場も多く、成形技術をもった人材も豊富です。
技能実習生やエンジニアとして、技術者のご紹介を致します。

当社独自の技術で開発したPLA樹脂の特徴

Conventional
従来のPLA樹脂の弱点

PLA樹脂は、その粘りや柔軟性において、ABS樹脂(石油由来で一般的に工業製品に使用されているプラスチック樹脂)に比べて弱く、耐衝撃性も弱いこと、また最大の弱点は耐熱性が低く、金型を使った射出成型などの使用においても、問題点が多いのが現状です。

巷では、バイオプラマークが普及し、バイオマス30や50などのマークを見かけますが、これはPLA樹脂の耐熱性を克服するためにPLAとある種の無機物や、従来の石油由来の原料を混ぜ合わせたもので、残念ながら純粋なPLA100%ではありません。

確かに、全成分におけるPLAの割合が30であれば、その製品の内の30%まではCO2削減をしたことにはなりますが、結局生分解はしないため、最終的には分解されずマイクロプラスチックになる可能性は大です。

リサイクルをすれば良いのではという意見もありますが、製品を溶かして再度塑性するケミカルリサイクルをしようにも、不純物が混じっているために同じものができず、結局マイクロプラスチックになる運命を辿ることになります。

OUR PLA Technology100%PLA樹脂の耐熱性射出成形技術

このたび私たちは、「100%PLA樹脂の耐熱性射出成形技術」開発に成功し、約150℃までの耐熱性を確保することができました。

これまでの100%PLA製プラスチック容器では不可能であった電子レンジでの使用や、航空機の機内食用食器や給食用食器、一般家庭の食洗器への対応も可能となったわけです。

脱炭素社会と循環型社会の実現に向けて、我々の技術を用いて石油由来プラスチックを、バイオマスプラスチックに置き換えてゆくよう、世界規模での働きかけをしてゆく所存です。 

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